湿度を知るためのアイテムは様々な種類があり、ハンディタイプや変換器、データロガーなど、適しているものから選ぶ必要があります。

しかしこれらは、湿度をどのように計り処理するかということであり、湿度計で最も重要なのはセンサーと言えます。湿度計のセンサーと一口に言っても、原理は様々であり測定にも影響を与えます。大きく分けると高分子抵抗式と高分子静電容量式があり、主流となっているのは高分子静電容量式です。しかし高分子抵抗式にもメリットはあり、どちらが良いと一概に言うことはできません。

応答時間が速く簡単な操作でスピーディーに計測できるのかというのも、選ぶ際には見逃せないポイントとなってきます。どんなにリーズナブルでも、使い勝手が良くないものは良いとは言えません。それだけではなく、いかに正確な計測かという点も注目ポイントとなってくるので、しっかり確かめておきましょう。現在ではホームセンターを始め様々な場所で販売されており、簡単に入手することができるようになりました。数百円で購入できるものもあれば、十万円以上もする産業用や研究用に使用されるものもあります。

使用する用途に合わせて選ぶことが大切です。しかし気をつけておかなくてはならないのが、どんなに優れている湿度計センサーでも、月日が経つと劣化し誤差も生まれ出すので、必ずしも正確な計測が永久にできるわけではありません。メンテナンスしたり買い換えることも忘れないようにしましょう。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *