湿度計センサーには、大まかに分類すると2つの方式があります。

これまでに加湿器の表示と部屋の湿度計の表示が異なっていたという経験がある方も少なくないでしょう。この原因は、方式の違いにより異なった表示がされるようになります。それぞれの構造による違いなので、湿度計のいずれかに異常が発生しているわけではありません。まず、デジタル方式は乾湿剤の間に電極が埋め込んでいて、電流の流れやすさを抵抗の変化で測定する方法です。

検知速度は、やや早いのが特徴で数分間で検知が可能です。即座に湿度を知りたい時に優れた機能を発揮するようになり、迅速に使えるのが魅力です。一方、湿度計センサーでバイメタル方式を採用しているものは、収縮率の違いがある乾湿剤を張り合わせているものが、湿度の変化によって曲がるようになっている仕組みで計測されます。こちらの場合検知速度は、1時間から2時間とデジタル方式に比べると大幅に時間がかかります。

そのため、即座に湿度の情報を計測したい時には、不向きになります。しかし、バイメタル式の場合は室温が20度~25度のときに精度が良く計測されるの特徴を持っているので、やや検知に時間はかかっても精度を優先する時には活躍できます。それぞれの温度計のセンサーの湿度表示によって、検知速度も違いがあるため、同じ場所に置いていても湿度の差が出る場合もあるわけです。また、低い湿度や高い湿度では特に湿度表示に差が生じやすくなることも把握しておくようにしましょう。

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