湿度とは、空気中に存在できる水蒸気量のうち、実際に存在する水蒸気量の割合を％で示したものです。
湿度が高いと水蒸気が蒸発しにくい状態になるので、濡らした綿などを置いておくだけでもおおむねの湿度を知ることは出来ます。しかし、正確な％で表示することは出来ません。そこでセンサーを用いた湿度計を用意する必要があります。湿度計は日常的な用途で言えば、加湿や除湿の必要性を確認する上で非常に重要となっています。ところが、その場合はそこまで正確な数値が必要になるわけではありません。湿気に弱い機器などを扱う場合において、精密な湿度計のセンサーを用意することが重要となります。
湿度計のセンサーの精度を上げるためには適切な高さに設置することが大切です。湿度は水蒸気の量によって大きく変わります。水蒸気には重さがあるので高さによって変わることがあります。だいたい1m前後の高さに設置すると、より精度の高い湿度を算出することが出来ます。水蒸気になれる量は温度によって大きな変化があります。
それゆえに湿度を算出するためには、温度も同時に図ることが重要となっています。水銀やアルコールなどを使用することで、その膨張力を活用することによって温度を測ることが出来ます、湿度と温度は同時に諮られることがあり、因果関係がある存在となっています。温度を上げることで空気中で水蒸気となれる量が増えるので、保湿しやすくなるという特徴もあります。